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【絶対内定】「ガクチカ」がない?本当に?就活で成功するガクチカの作り方

「ガクチカがない...」
「周りと比べて、大したことやっていない...」
「こんなことをガクチカでいっていいんだろうか...」

「就職活動を始めよう!」と意気込んでみたものの、こんなお悩み抱えていませんか??
正直みんな、全く同じ悩みを抱えています。

でも、安心してください!その悩み、一瞬で解決できます。

この記事さえ読めば、今「ガクチカの作り方がわからなくて、就活成功できるか不安...」という方でも、全く問題なく、面接官に刺さるガクチカの作り方がわかり、就活成功まで走り抜けることができるようになります。

安心して、この記事を読み実践してみてください。

"ガクチカがない"と思っていませんか?- 就活生の間違った思い込み

この章では、「ガクチカ」についての、諸情報を述べていきます。そもそもガクチカとは?と言う部分から、学生がよく勘違いしている「ガクチカ」について、丁寧に解説していきます。
「ガクチカがない...」「突出したことなんか話せない...」なんて思っている方にこそ、おすすめの情報です。
ぜひ、参考にしてみてください。

そもそもガクチカとは

ではそもそも、ガクチカとはなんでしょうか?
これはもう既に、言わずと知れたことではありますが、「学生時代に力(チカラ)を入れたこと」の略称ですね。
これは、就職活動において主に以下の場面でよく使われます。

  • ES(エントリーシート)の1項目
  • 面接の質問項目

ゼミやサークル、アルバイト、その他の経験などの話を使いながら、「何を頑張ったのか」「どう頑張ったのか」「なぜ頑張れたのか」「その結果何が得られたのか」をまとめていくものになっています。そして、そのまとめたものを提出したり、話したりすることで、自分自身の価値観を企業にしっかり伝えると言う手段の1つです。

コロナ禍もある中で、このガクチカに苦戦する学生は非常に多く、他の人と異なることを書けなかったり、そもそもガクチカがないと嘆く学生も少なくないです。

なぜガクチカが必要?

では、なぜガクチカが必要なのでしょうか?
それはシンプルに以下の理由です。

“企業と学生の間でミスマッチが起こらないようにするため”


そもそも、企業にとっての採用活動とは、「企業としての役割を果たすために人が必要」と言うことに集約されます。
つまり、企業として顧客に価値を提供していくために組織が必要。その組織を大きくしていくために人が必要。その人を探すために「採用活動」を行っています。
そのように考えると、企業の目的である「顧客創造活動」において必要な人を採用しなければならないのです。そのため、企業は求職者がどんなことをしてきたのか、どんな価値観を持っているのか。この辺りをしっかりキャッチアップして自社に合った人材を見極めようとしているのです。

その上で、ガクチカの提出を求める目的は、以下の3つです。

  • 文章や日本語の書き方
  • どんな価値観を持っているのか
  • どのくらいの根気があるのか

つまり、上記をしっかり満たして、その企業にマッチする情報を提供していれば、基本的にガクチカで不合格と言うことはあり得ません。

「ガクチカがない」と言う学生が勘違いしていること

では、ここでは、学生がよく勘違いをしていることを、1章の観点も踏まえてお伝えしていきます。

「ガクチカ」と言うものについて、ハードルを感じている人は、ぜひこちらの章をお読みの上、ガクチカについて考えてみてください。

勘違いその1〜突出した成果でないといけない〜

こちらが最も多くある勘違いです。
確かに「差別化しないといけない」「自分には留学経験がない」「インターンなどもやっていないから、特に書くことがない」と思ってしまうことも十分理解できます。
しかし、そんなことはありません!
正直ガクチカは、「書き方」が重要です。もちろん、大きな成果を残していれば、その分採用担当の方の目にも入りやすいですが、所詮学生レベルでの大きな成果になるので、大差はないです。
「留学していないから、自分にはガクチカがない...」と落ち込むくらいなら、もっと自分のいいところを探して、しっかりと企業にアピールできるようにしましょう。

勘違いその2〜長く続けたことでないといけない〜

こちらもよくある勘違いです。「長期のインターンシップにおいて、売上を〇〇円伸ばしました。」と言うような経験がないから、いいガクチカが作れないのではないかと言う勘違い。
別に長期間取り組んでいたことが必須ではないです。
ガクチカの目的を思い出してみてください。
「企業に合う価値観を持っているか判断する」と言うことですので、別に長期であろうが短期であろうがどうでも良いのです。

勘違いその3〜大きな困難にぶつかっていないといけない〜

このよくある勘違いも、正直「別にそんなことはない」と言えます。
もちろん、挫折経験などがあり、困難をどうやって乗り越えるのかと言う観点でみる採用担当もいるでしょう。
ただ、大きな困難がないと印象付けられないと思い、嘘を書く学生も少なくありません。
こんなことをやっていると、面接でボロが出たり、入社後にミスマッチが発覚し、企業も自分も幸せになれません。
もちろん大きな困難があれば、より魅力的なガクチカを書くことができるかも知れませんが、決して「なければならない」といったことはありません。

これらの他にも、学生が勘違いしてしまっていることはさまざまです。
ひとまず、ガクチカにおいて重要なことは「企業が求職者の価値観をみる」と言うことに集約されると言うことを念頭においておきましょう。
その他のことは、小事です。

ガクチカの作り方入門

ではいよいよここから、ガクチカの作り方を解説していきます。
ここまで、少し触れてきた「ガクチカ=価値観を見極めるもの」ということを踏まえた上で、ガクチカの作り方について、順を追って解説していきます。

自己分析をする

まずは、「自己分析」です。これが就活の1丁目1番地です。
自分のことを知らないと何も進みません。自己理解を深めましょう。
ちなみに、自己分析をする理由は「自分の価値観を理解するため」です。

ガクチカの目的は、「企業に価値観を伝えること」ですので、そもそも自分が自分の価値観を理解していないと伝えることすらできませんよね?
そのため、一番最初に必要なのは、自己分析と言えるでしょう。


自己分析のやり方がわからないという方でも安心してください。
以下の記事に自己分析の方法をまとめてあります。

また、自分ではなかなかできない。。。といった方は、自己分析の相談もできます。ぜひ以下のLINEを登録して、自己分析の相談についてご連絡ください。間違いなく、満足できる就活にするための自己分析をお手伝いします!

自分の中で学生時代の印象深いことを洗い出す

次のステップです。
自己分析が終わったら、学生時代の印象的な出来事を一度洗い出してみましょう。ここは別に「頑張ったこと」「力を入れたこと」に限定しなくてもOKです。ひとまず、印象的なものをたくさん出しましょう。
自分が印象的な出来事は、「何か」があるから印象的になっているはずです。自分が頑張ったと思っていなくても、周りから見たら頑張っていると捉えられたり、自分がなんとも思っていなくても、意外と他の人から見るとすごい出来事だったり、というパターンは少なくないです。

そのためひとまず、自分が印象的だったことを全て出していきましょう。

なぜそれが印象深く、なぜそれを取り組んだのか深掘りする

自己分析、印象的なものの洗い出しを終えたら、次はその事象に対して
・なぜ印象的だったのか
・なぜそれを取り組もうと思ったのか
ということを出してみましょう。

ここでの目的はやはり、「自分の価値観を明確にすること」です。
印象に残っているのには、何か理由があり、そこを深めていくと自分の中にある「価値観」が浮き彫りになってきます。

そもそも価値観とはなんでしょうか?そこまでハードルが高いものではありません。価値観について詳しく知りたい方は、下の記事をぜひご覧ください。

深め方は、「なぜ?」と自分に問いかけるという方法です。
何かの事象に対して、なぜ???と問い続けるのです。そうすることで、自分の奥底にある価値観が少し見えてきます。
例えば、以下のような感じです。

(例)学生時代に、友達と夜通しゲームをやった。

Q.なぜ印象的?
┗今まで、夜通しゲームをやったことがなかった。大学生っぽいことをやってるなと思ったから。

Q.なぜ夜通しゲームができた?
┗楽しかったから。

Q.なぜ楽しかった?
┗友達と楽しいことに没頭していたから

Q.なぜ友達と没頭することが楽しいのか?
┗好きな友達と好きなことに時間を忘れてひたすら取り組むことができたから

これはあくまでも一例ですが、このように事象に対して、なぜ?と問い続けることで、自分の中にある価値観が出てくるでしょう。

志望する企業に合わせて、出したものを選び、複数文字パターンで記述

「価値観」が明確になった次のステップは、ガクチカに落とし込むことです。価値観が明確になったのであれば、正直次のステップとしてはそこまで難しいものではありません。

志望する企業が求める人物像に合うガクチカをきめ、100文字、300文字、400文字のガクチカを作りましょう
書き方で注意すべきポイントは以下の5つ。

  • 結論ファースト&根拠セカンド
  • 具体から抽象へ
  • 型にハマらず、自分らしさを
  • 専門用語は使わない
  • 嘘なし

各ポイントをそれぞれ少し詳しく説明していきます。

結論ファースト&根拠セカンド&まとめ/結論ラスト

これは、もう擦り倒されているものです。誰もが知っていることだと思いますが、重要なので、一番最初に持ってきました。わかりやすい文章を書くことはさることながら、人に伝わりやすいことを目指すにあたっては、必須事項です。

まずは、問いである「ガクチカ」をわかりやすく記述。続いて、その根拠となる具体例を記述する。最後にまた、結論で締めて終了。

とにかく、相手に自分の価値観が伝わりやすいような文章にするために、「結論ファースト&根拠セカンド&まとめ/結論ラスト」を徹底的に心がけましょう。

具体から抽象へ

書き方で、注意すべきポイント2つ目は「具体」と「抽象」の行き来です。具体的には、以下の通りです。

  1. まずは自分の具体的なエピソード
  2. そこから抽象度を上げていく
  3. 最後はまた具体に落とし込む

こちらも例を出します。このような感じで書くことを意識しましょう。

(例)
私が学生時代に力を入れ取り組んだことは、ダンスサークルの活動です。
【具体】サークルという団体のため、「遊び」と思われがちです。しかし、関東地方で4チームしか出られないダンスの全国大会に出るために、同じチームの5人と本気で毎日、放課後5時間以上練習を続けました。大学から始めたということを言い訳にせず、そんな自分たちでも全国で戦うことができることを証明したいと全員で意気込み、毎日練習に邁進しました。取り組む中で、自分たちが得意な「小技」に着目して、他のチームにはできないダンスを取り入れました。

【抽象】結果は、関東ベスト8でしたが「チームで必死に取り組み活路を見出す」ことの大切さを学びました。〜以下省略〜

上記のように、ある事象に対して、具体的に取り組んだことをもとに、抽象的な概念まで落とし込む。そしてそこで得た事実を拝読者に伝える。これが具体と抽象の行き来になります。

型にハマらず、自分らしさを

注意すべきポイント3つ目は、「型にハマらず、自分らしさを」です。自分らしさとは?と思う方もいると思いますが、「飾らない」ことが一番わかりやすいです。型にハマったように「アルバイトで売り上げを〜」といったことや「サークルで副部長に立候補し〜」のように特別なことは書かなくてもいいのです。

自分がちょっとでも、学生時代に頑張った/力を入れたと思えることをそのまま、書き連ねることが一番伝わりやすいガクチカをかくコツと言えるでしょう。

専門用語を使わない

注意すべきポイント4つ目は「専門用語を使わない」

これは、ガクチカに限ったことではないです。もちろん使わないといけない場面においては、使わざるを得ません。しかし、ガクチカをみる側の立場になってみましょう。よくわからない言葉が書き連ねられていて、読む気になるでしょうか?

当たり前ですが、誰にでも伝わる文章を書く必要があります。そのため、専門用語は使わないようにしましょう。

嘘なし

注意すべきポイントのラストは「嘘を書かない」です。
こんな内容は書くまでもないですが、絶対に嘘を書いてはいけません。もちろん少し話を盛ることもあると思いますが、それもあまり推奨できません。理由は2つ

①面接において互いにミスマッチが起こる
②面接でボロが出てしまう

ごく普通のことですが、就活生の中には、合格したいからといって嘘を書いてしまう学生さんもいます。

もう一度言います。絶対に嘘はやめてください。

嘘を書かないと「ガクチカがかけない」と思う方もいるかもしれません。でもそんなことは絶対にないです。学生生活の中で、一瞬たりとも頑張っていない方は、そもそも就活にありつけていないはずです。

自分の心に問いかけて、本音をしっかりガクチカとして表現できるようにしましょう。

より魅力的なガクチカの作り方

ここまでのガクチカの書き方をしっかりと記入していればほぼ問題はないでしょう。ここからは、もっと魅力的なガクチカにするための方法をお伝えします。ただし、あくまでもこちらは参考程度であることは忘れないでください!

業界によって求められることが異なったり、ひいては企業によって求められることが異なることもあります。
そんな場合は、しっかりとその業界、企業に合わせてガクチカを書くようにしましょう。

ストーリー性を持たせる

こちらはかなり有効的なテクニックです。

人の心が動く瞬間というのは、必ずそこにストーリーが入っています。例えば、甲子園はどうでしょうか?毎年感動するドラマがありますよね?ではなぜ感動するのでしょうか?

それは、高校球児が今まで努力してきた過去があり、支えてきた親御さんや周りの方々がいて、辛い練習を乗り越えてきた仲間がいて、同じだけ努力している相手がいる。そんな背景にあるストーリーを感じているからではないでしょうか。
そんなストーリー性に人間の心は動かされるのです。

つまり、それはガクチカなどの表現でも同じです。例として、以下のものを挙げてみます。是非比較してみてください。

【ストーリー性がないもの】

私が学生時代に力を入れたことは、長期インターンでの飛び込み営業です。将来優秀なビジネスパーソンになりたいとかねてより思っていたため大学に入ってすぐにインターンへ取り組みました。インターンでは、どんな飛び込みをすることで、アポの確率が上がり、その先の受注まで繋がりやすいかを仮説検証の繰り返しを行いながら、行動しました。1日100件以上訪問をして、最終的には飛び込み営業のアポ率としてはチーム最多の1ヶ月で100件のアポを獲得することができました。

【ストーリー性があるもの】

私が学生時代に力を入れたことは、テニスサークルにおけるダブルスの大会です。最初は、サークルの雰囲気に飲まれそうになり、周囲からも浮いてしまい、まともに練習すらできない時期がありました。しかし、その辛い環境下でも自分の目標を常に周囲に伝え続けることはやめませんでした。その結果、サークルの雰囲気が徐々に変わり、全体で大会へ向かうという雰囲気ができ始め、結果サークル設立史上初の全国大会へ出場することができました。

上記2つの中で成果として良いと判断されるのは、やはり前者でしょう。しかし、後者は、「感情」「ストーリー」が表現されているため、みている人の「情」は動きやすいと言えるでしょう。

ストーリー性は以下の点を入れて書くと良いでしょう。

  • 何に力を入れたのか
  • どんな目標や課題があったのか
  • 目標や課題に向けて何をしたのか
  • どんな結果になったのか
  • そこから何を学んだのか・どんな強みがあるといえといえるか
  • 入社後どう活かせるか

あくまでも一般論の話ではありますが、文章を書く際に「伝えたい」と思うことがあれば、ストーリー性を持たせたり、感情を言葉にして伝えてみると良いでしょう。

ガクチカ作成でOB・OG訪問をしよう

ここまでのステップでガクチカを書いた方は、次のステップ「OB・OG訪問」をしましょう!

ここで疑問になることが
「OB・OG訪問」をして何をするの?
ということです。

はっきり言ってOB・OG訪問は「目的」を決めないとなんの意味もないです。そのためガクチカを書いた後のOB・OG訪問でも目的を決めて行うようにしましょう。主な目的としては、2つほど持っておいても良いでしょう。

ガクチカの添削

実際にその企業や業界で働いている人からの話を聞くのが一番良い手法です。自分が課題に思っていることや引っかかっていることをぜひ10歳の社会人に聞いてもらい、添削をお願いしましょう。

ガクチカに書く情報の収集

こちらも1つの目的です。実際に受かっている社員の方に見てもらうことで、その会社にあった書き方をしているのか、他に必要な情報はないのかという部分もきくことができるでしょう。志望度の高い企業であれば、このようにして先輩に話を聞いて、情報を盛り込んだ方が入社できる可能性は上がるでしょう。

一方、注意点としては、「役に立たないOB・OGもいる」ということです。自分の話をひけらかしたいがために自慢してくる社会人や1つ上の代でまだ就職していない内定者の段階で、一端にアドバイスをしてくるような学生、など様々います。
決してその方達から話を聞くのが悪いわけではないですが、そのような方達に時間を使うのであれば、もっと経験豊富な方や活躍されている方から話を聞く方が合格の可能性は上がる上に、いろんな話が聞けることでしょう。
本当に、目の前の人に時間を使うべきかというところは、OB・OG訪問の注意すべきポイントの一つかも知れませんね。

ガクチカをしっかり作って、満足のいく就活に! 

ここまでESをしっかり突破する「ガクチカの書き方」について、記述してきました。いかがでしたでしょうか?

ガクチカについては、あくまでもESの一部です。しかし、そのESで自分が頑張ったことをしっかりアピールできる最高の機会です。
「ガクチカがない」なんていうことはないです。必ず、学生生活で何か一瞬でも一生懸命に取り組んだ瞬間はあるはずです。でも、他の人と比較してしまい「これがガクチカでいいのだろうか。。。」「こんなんじゃ通らないよな、、、」と思うこともあると思います。

そんな時は、ぜひ以下のLINEよりご相談ください。ガクチカの作り方から、ESの添削、自己分析など幅広く対応が可能です。

ぜひいつでもご連絡ください。