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【最重要】就活成功のための自己分析のやり方〜第2項:自分史の作り方と実践方法〜

就職活動をする上で、欠かせないのが自己分析。
でも「自己分析ってどうやったらいいかわからない」「自分のことを理解するのは結構難しい」と思っている方も多いかと思います。

そこで、本記事では、自己分析を行う上で、避けては通れない「自分史」の作成について説明します。自分史とは、その名の通り、自分の歴史を振り返るもので、過去を深掘り、なぜその行動が生まれたのか、行動していた時はどんな感情だったのか、価値観形成にどのような影響を与えたのか自己理解をする方法です!


今の自分は、過去の自分の延長です。だからこそ、「自分史」の作成を通して、しっかりと自分を理解し、今後の自分に活かせるようにしていきましょう!

ちなみに、前ステップの「モチベーショングラフ」では主に感情にフォーカスしますが、自分史では事実を深掘りし、学んだことやそこから生まれた価値観を言語化します。
セットで行うことで、より自己理解が深まるのでオススメします!

モチベーショングラフの作り方については、こちらから

1.自分史の作成方法

具体的なステップは、以下の4つです。
1.出来事を振り返って、一覧を作ろう
2.各出来事について感じたこと・考えたことを書き出そう
3.出来事から学んだことを明記しよう
4.形成された価値観を整理しよう

各項目それぞれいかに詳しく書いていきます!

1.出来事の一覧を作ろう

まずは過去の出来事を一覧化していきましょう。
小さいことでも、自分にとって印象深かった事、思い出深い事を挙げていきます。

例えば、

「今まで、40位だった中間テストで、学年3位を取った」

「大会で、負けた」

などです。

出来事については、なんでも大丈夫です。とにかく思いつくものをどんどん書いてみましょう。

2.各出来事について感じたこと・考えたことを書き出そう

各出来事を出した後は、その出来事について、深掘りをしていきましょう。
具体的には以下の通り。

「なぜ、そのような行動をしたのか。」
「そのような行動をして、どう感じたのか。」
「その行動は、どんな考えから行ったのか。」

この「なぜ?」と言う事実の深掘りをすることで、自分の行動の裏に隠されている「意図や価値観」が見えてきます。
この「なぜ?」については、1つの出来事で最低2回は深掘りをしていきましょう。

例えば、

「今まで、40位だった中間テストで、学年3位を取った」
→感じたこと:「嬉しかった。」
→なぜ?:「何とか取りたいと思っていて、必死に努力したから」
→なぜ必死に努力できた?:「友達に馬鹿にされていて、見返したいと思って努力した。」

「大会で、負けた」
→感じたこと:「悔しかった。」
→なぜ?:「今まで一緒に練習してきた仲間と試合ができなくなるから」
→なぜそれが悔しい?:「最高の仲間だったから」

「なぜ?」について、なかなか深掘りが難しい。。。と言う方は、誰かとやると効果的です。他の人は、またかわった行動や価値観を持っている可能性があるからです。

もし1人で、自分史を作るのが難しい、、、と思う方がいれば、ぜひ下のラインから無料相談のお申し込みをお待ちしております。

3.出来事から学んだことを明記しよう

では、続いては「学んだこと」を明らかにしていくステップです。

過去の出来事を振り返ってみて、その出来事から何を学んだのか。その「学び」を言語化してみましょう!

学んだこと」となるとかなりハードルが高くなるかもしれません。しかし、そんなに深く考えすぎなくてもOKです。

例えば、

「今まで、40位だった中間テストで、学年3位を取った」
→感じたこと:「嬉しかった。」
→なぜ?:「何とか取りたいと思っていて、必死に努力したから」
→なぜ必死に努力できた?:「友達に馬鹿にされていて、見返したいと思って努力した。」
→学んだこと:「必死に努力すれば、自分はできる。」


「大会で、負けた」
→感じたこと:「悔しかった。」
→なぜ?:「今まで一緒に練習してきた仲間と試合ができなくなるから」
→なぜそれが悔しい?:「最高の仲間だったから」
→学んだこと:「試合そのものではなく、最高の仲間といることが自分にとって価値」

など、なんでも大丈夫です。
自分にとって、その出来事から、どんなことが学べたのか。「今振り返ってみれば」でも全く問題はないので、ぜひいろんな事象で、「学んだこと」を出してみましょう。

4.形成された価値観を整理しよう

次は、出来事から生まれた学びが、自分の中でどんな価値観の形成に繋がったかを書き出してみましょう!

これが一番大事です。過去に形成された価値観で、今も持っているものは今後も変わりません。時間がかかってもいいので、じっくり考えてみましょう!

「価値観」と言われると、これまた、重いもののように聞こえてしまいますね。でもこれも、自分なりの言葉で表すことが重要なので、そこまで重く考えなくても大丈夫です。

例えば、

「今まで、40位だった中間テストで、学年3位を取った」
→感じたこと:「嬉しかった。」
→なぜ?:「何とか取りたいと思っていて、必死に努力したから」
→なぜ必死に努力できた?:「友達に馬鹿にされていて、見返したいと思って努力した。」
→学んだこと:「必死に努力すれば、自分はできる。」
→価値観:「本当に心からの努力が報われる」

「大会で、負けた」
→感じたこと:「悔しかった。」
→なぜ?:「今まで一緒に練習してきた仲間と試合ができなくなるから」
→なぜそれが悔しい?:「最高の仲間だったから」
→学んだこと:「試合そのものではなく、最高の仲間といることが自分にとって価値」
→「何をやるかより、誰とやるか」

などです。

ここまで来れば、おおよその自分の価値観が明確になってきます。

「自分は何を大切にしているのか」
「自分はどんな価値観で生きているのか」
「これからも大切にしていきたい価値観は何か」

これがわかれば、自己理解もだいぶ進んできているでしょう。
その調子でもっと自己分析を深めていきましょう。

2.注意点

自分史を作成するときの注意点についてですが、「あくまでも自己分析の手法の1つである」と言うことを忘れないようにしてください。

自分史を作って、満足。自分史ができたからOK。ではありません。
自分史の作成を通して、自己理解を深めていくことが目的ですので、そこだけ間違えないようにしましょう。

3.まとめ

自分史の作成は1人でもできますが、「誰かとやる」が一番効果的です!客観的な視点が加わり、より深い自己理解につながります。また、他人の視点を取り入れることで、自分では気づかなかった自身の特性や価値観を発見することが多いです。もし、友達とできる場合は、ぜひ友達とやってみましょう。

ちなみに、私の自分史も参考までにこちらに記載しておきました。
ぜひ自分で作成するときの参考にしてみてください。

また、友達と行うのは少し恥ずかしい。一緒にできる友達がいないといった場合は、以下のLINEから無料相談をお申込みください。私が作成している自分史と同じくらいの素晴らしいものができます!

ぜひお気軽にご連絡ください。